東京タクシードライバーにとって新宿東口エリアの営業は魅力

新宿東口エリアは日本屈指の繁華街である歌舞伎町があるだけでなく、飲食店やカラオケ店、ブランドショップが軒を並べる一大レジャーエリアです。映画館や百貨店もあるため、老若男女問わず多くの人が集まります。また2015年には、新宿駅の乗降客数が世界一としてギネスブックに認定されたこともあるくらいです。このため、東京タクシードライバーにとっても、タクシーを利用されるお客さまをつかまえやすいということで人気があるスポットとなっています。

では、新宿東口エリアではどのような営業が適しているのでしょうか。東京タクシードライバーの中には、新宿東口エリアおよび西口エリアに特化して営業を行うくらいの方もいますので、お客さまをつかまえることができないということはあまりありません。ですから、どのようなお客さま層に利用いただくかが収益のカギとなるのです。お客さま層としては、新宿東口エリアは、ビジネスマンやキャバクラ、ホストクラブ勤務者、仕事終わりの飲み客、観光客、買い物客などが多くを占めています。西口エリアと比べて、新宿東口エリアは、ビジネスマン以外のお客さま層の割合が高いという特徴も有しています。

時間帯別には、およそ次のようにお客さま層の主体が変わります。早朝5時から7時頃までは朝までお酒を飲んでいたお客さまがタクシーを待っていることが多いです。歌舞伎町周辺でお客さまを拾いやすい点に注意することが東京タクシードライバーにとって重要でしょう。朝8時から12時頃になるとビジネスマンが都内の移動に多く利用されます。新宿東口エリアよりオフィスビルが密集している西口エリアのほうがお客さまの利用が多いと想定されるため、東京タクシードライバーは東口エリアだけでなく西口エリアを流し運転するのもよいでしょう。午後から夕方にかけてもビジネスマンの利用は多いですが、あわせて百貨店などの買い物客の帰宅を狙うのも一案です。

特に高齢の買い物客の方は、新宿へは電車で来訪したが、疲れた中、買い物袋などを抱えて夕方の混雑した電車を利用するよりは、タクシーでゆったりと帰宅したいという方も多くいらっしゃいます。このようなニーズを取りこぼさないように心がけましょう。そして、夕方から深夜にかけては飲み客が絶え間なく存在する時間帯となっています。特に終電直後は、タクシーで帰宅したいという飲み客が多くいるため、このニーズがあるお客さまを取りこぼさないようにすることが売上アップにつながります。このように東京タクシードライバーは時間帯と客層の関連を踏まえて営業することが重要です。