東京タクシードライバーが考える渋谷区エリアとは?

東京タクシードライバーの中には渋谷区エリアを主な営業区域にしているドライバーさんも多いかと思われますが、渋谷区エリアは東京タクシードライバーにとって稼げる場所ともいいます。元々、東京タクシードライバーはタクシー利用客が多い場所で営業を行っていますので、トップクラスの売り上げを持つ人の中には年収800万円を超えている人も多いようです。年収800万円と聞くとサラリーマンの年収よりも多いので東京タクシードライバーに憧れを抱く人も多いかと思われますが、タクシー会社の多くは歩合制の給与形態ですから、仕事をさぼっているのでは売り上げが計上されません。そのため、一生懸命頑張った人は頑張りに見合う金額の年収を得ることができるのです。

渋谷区エリアには、JR渋谷駅周辺をはじめ、恵比寿や代官山、代々木や南新宿などの主要エリアをカバーしている地域であるなどの特徴がありますが、渋谷・恵比寿・代官山はオシャレな街としても有名で、タクシーを利用する人も少なくない地域です。また、渋谷エリアは都会といった場所だけでなく閑静な住宅地を持つ場所でもあり、芸能人が住んでいるような高級住宅地などではタクシーを使うセレブの姿も多く、距離はそれほどなくても利用回数が多いので東京タクシードライバーとして売り上げを伸ばせる場所、このような地域を流し営業を行っている東京タクシードライバーさんも多いといいます。

渋谷区エリアの近くには六本木や赤坂、表参道や新橋などの地域もありますが、渋谷区エリアと同じく日中はビジネスマンおよび買い物客、夜は飲み客やお店で働く従業員などを狙う東京タクシードライバーも少なくありません。土日などでは結婚式が行われることが多いエリアですから、結婚式に参列する人をターゲットにすることもできるわけです。ちなみに、渋谷区エリアからも近い六本木は新宿と同じく眠らない街ともいわれている場所ですが、朝方までお店で飲んでいる利用客も多く反面、泥酔客の対応には経験が必要といいます。なお、六本木や赤坂、表参道や新橋などを含めた渋谷区エリアのタクシー利用客の中にはタクシーを頻繁に利用しているお客さんも多く、抜け道や近道をお客さんから教えて貰うことも多いので、東京タクシードライバーで経験を積みたい人など最適な営業エリアといえましょう。東京都内でタクシーを利用する人の人数、東京都の調べの中では平成27年のタクシー利用客数は都内だけで3億人以上、日本の人口が約1.3億人だとしてもかなりの利用者数が望める場所といえるのではないでしょうか。